【スマートデザイン学科】林里奈准教授の人型ロボットの表情制御に関する論文が、国際論文誌に掲載されました

スマートデザイン学科林里奈教授が研究に参加した人型ロボットの表情制御に関する論文が、国際論文誌「Journal of Robotics and Mechatronics」に掲載されました。

従来の人型ロボットの表情は、あらかじめ用意された表情の切り替えにより実現されているため、切り替え時に不自然な表情になったり、状況に応じた表情の微調整ができないなどの問題がありました。そこで本研究では、顔の各部位の変化を波形で表現し、気分に応じて変調させた波形を重ね合わせることにより、顔の表情を制御する方法を開発しました。

大阪大学プレスリリース（研究成果解説動画あり）

論文
H. Ishihara, R. Hayashi, F. Lavieille, K. Okamoto, T. Okuyama, and K. Osuka: Automatic generation of dynamic arousal expression based on decaying wave synthesis for robot faces, Vol.36, No.6, pp.1481-1494 (2024)