【スマートデザイン学科】科研費の研究成果に関する発表がIEEEの国際会議において”Outstanding Prize, Excellent Poster Award”を受賞しました

10月29日-11月1日に北九州市で開催された2024 IEEE 13th Global Conference on Consumer Electronicsという国際会議において、本学スマートデザイン学科長の西村雅史教授が代表を務めた科研費（挑戦的研究[開拓]，代表：西村）の成果として発表した以下の論文が、"Outstanding Prize, GCCE 2024 Excellent Poster Award "を受賞しました。

"Simultaneous Speech and Eating Behavior Recognition Using Multitask Learning," T.Tsukagoshi, M.Nishida, M.Nishimura"

本研究は静岡大学と共同で実施したもので、皮膚接触マイクから得られる音響信号から、会話に加え咀嚼や嚥下といった食行動を高精度で認識する手法を提案しています。これによって、高齢者の日常において重要な要素とされる「話すこと」「食べること」に関する状態を単一の認識モデルで詳細にモニタリングすることができ、フレイル予防につながることが期待されています。

* IEEEは140年の歴史と全世界に約40万人の会員を有する米国の学会です