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【教員情報】石橋豊教授が研究リーダーを務める「知の拠点あいち重点研究プロジェクトIV期」 において、国内初の開発に成功しました

#教員情報

愛知県と公益財団法人科学技術交流財団(豊田市)が主導する、産学行政連携のプロジェクト「知の拠点あいち重点研究プロジェクト」。

16大学・7研究開発機関等・88社(※2024年7月時点)が参画し、3つのプロジェクト(Core Industry・プロジェクトDX・プロジェクトSDGs)を進行しています。そのうち、プロジェクトSDGs内の研究テーマ「多感覚ICTを用いたフレイル予防・回復支援システムの研究開発」において、本学石橋豊教授、名古屋工業大学(名古屋市昭和区)の森田良文教授らの研究チームが、手指デバイスを利用した精神的フレイル(軽度認知障害等)の予防・回復を促す脳力トレーニング(脳トレ)システムの開発に国内で初めて成功しました。

石橋豊教授は研究リーダーとして2022年度からこの開発を主導。2022年9月4日(水)、愛知県庁においてプレスリリースを行いました。

本システムは、手指の小さな力(把持力(はじりょく))を評価することが特徴であり、開発した手指デバイスを把持する力の大きさを、使用者がプログラムに追従するよう調整し、その追従性により学習の効果を評価するものです。実証研究により、認知機能低下の発見、認知機能の向上、脳卒中患者への回復支援等の可能性が示されました。今後、本システムを利用した実証研究の拡大や、リハビリテーション施設、病院等での応用展開が期待されます。また、本システムを提供する名古屋工業大学発スタートアップが今年中に立ち上がる予定です。

 

詳細は以下の愛知県ウェブページをご覧ください。

「知の拠点あいち重点研究プロジェクトIV期」 手指デバイスを用いた精神的フレイルの予防・回復支援に役立つ脳トレシステムを開発しました - 愛知県 (pref.aichi.jp)

 

取材記事:

9月10日(月)中日新聞WEB 手指鍛えて認知機能改善 名工大などが脳トレシステム開発:中日新聞Web (chunichi.co.jp)

 

【お問い合わせ】(プロジェクト全体に関すること)
​愛知産業大学
担当:経営学部 学部長 教授 石橋 豊
所在地:岡崎市岡町(おかちょう)原山(はらやま)12-5
電話:0564-48-4511