教員紹介教員紹介

TEACHER

造形学部 建築学科
准教授
寺嶋 利治 Toshiharu Terashima
建築設計、インテリアデザイン
手を動かすこと・観察することを通して、共感性と意外性を兼ね備えた建築・インテリアを考えてみましょう。
寺嶋 利治

プロフィール

所属
造形学部 建築学科
造形学研究科 建築学専攻
役職・職名
准教授
最終学歴
名古屋市⽴⼤学⼤学院芸術⼯学研究科 建築都市領域 修了
学位
修士(芸術工学)
所属学会
⽇本建築学会・⽇本⾊彩学会
研究テーマ
建築設計・建築意匠・建築計画・景観デザイン・インテリアデザイン・リノベーション

研究・活動紹介

設計事例1:星乃珈琲店守谷店

星乃珈琲店の新店舗の計画。従来の「蔵」をテーマとした店舗に変わる「新しい郊外型店舗のデザイン」が求められた。そこで現代の郊外環境において内外の多様なつながりをつくることで、立体的なファサードや外部とつながる客席、庭園のようなエントランスを計画した。背後に広がる雑木林と一体となった新店舗が、画一的な風景の広がる郊外ロードサイドの中で、地域の特別な場所になることを願っている。

設計事例1:星乃珈琲店守谷店

周辺環境と呼応した大屋根
(写真提供:ToLoLo studio)

設計事例1:星乃珈琲店守谷店

内部と外部のつながりを生む雁行型平面
(写真提供:ToLoLo studio)

設計事例2:中野市児童発達支援センター

長野県中野市に建つ児童発達支援センター。箱のような施設ではなく、開かれた廊と落ち着きのある家によってできた街のような計画とすることで、福祉はもちろん、地域施設としての役割も持つ「社会のつなぎ目としての園」をつくります。誰一人取り残さない「これからの福祉施設」を目指した。

設計事例2:中野市児童発達支援センター

家が集まってできた街のような園
(写真提供:Koji FUJII)

設計事例2:中野市児童発達支援センター

広い通路空間は活動の場となる
(写真提供:Koji FUJII)

シバテーブル

名古屋市と柴田商店街と共同し、街のなかに親子で活動ができる拠点を計画した。キッチン付きの1室空間を用意し、プログラミングや料理・工作教室、名古屋市鶴舞図書館と連携した出張図書館、キッズスクールなど機能をひとつに限定しない、多様な人が関わる場所とすることになった。

シバテーブル

隣接駐車場との界壁を、内部の活動が街につながる棚状の新しいファサードとした。
(写真提供:ToLoLo studio)

シバテーブル

働く界壁は、開閉でき、棚になり、テーブルとなる。
(写真提供:ToLoLo studio)

教育関連情報

担当科目

建築計画Ⅰ,インテリアデザインⅠ,建築概論,
インテリア設計演習Ⅰ・Ⅱ,基礎製図,
インテリアエレメント,インテリア実務論

社会活動

委員等

日本建築学会東海支部設計計画委員会 委員
愛知県大規模小売店舗立地審議会 委員

研究業績情報

論文等

【1】向口武志,寺嶋利治,原田昌幸,小野友加/Color Standards in City Planning and Shop Facade Design Change/AICA2023(国際論文発表_審査付き)/2023
【2】寺嶋利治/建築内観写真からみる外部への眺めの構図/芸術工学会紙2011/2011

研究支援室の連絡先情報

0564-48-4801 kenkyu@asu.ac.jp