教員紹介教員紹介

TEACHER

造形学部 スマートデザイン学科
准教授
森 理恵 Rie Mori
プロダクトデザイン、インテリアデザイン
循環型モノづくりの実現に向けて、さまざまな人やモノ、環境にやさしいデザインを研究しています。
森 理恵

プロフィール

所属
造形学部 スマートデザイン学科
造形学研究科 デザイン学専攻
役職・職名
准教授
最終学歴
愛知県立芸術大学大学院 美術研究科 デザイン専攻 修了
学位
修士(芸術)
研究キーワード
インクルーシブデザイン、ソーシャルデザイン、共用品、公共用品、家具
所属学会
日本インテリア学会、日本デザイン学会
研究テーマ
インクルーシブデザインによる商品開発
社会課題解決に向けたデザイン研究
生活用品および家具の普遍的形態に関する研究

研究・活動紹介

国産木材を活用した古着回収ボックス

岡崎市の古着リサイクル事業者と三河地方の間伐材を活用した古着回収ボックスを共同開発しました。岡崎市は、額田地域を中心に市域面積の6割を森林が占めている自然豊かな地域です。しかし林業の衰退により、森林整備が行き届かず森林資源が十分に活用されていない状況です。このことから、岡崎市内へ設置する古着回収ボックスに、三河地方の間伐材を利用することに決め、持続可能な国産木材の活用に取り組んでいます。

国産木材を活用した古着回収ボックス

「TANDEM SEAT Universal Design」

老人福祉施設、病院等の待合用に利用されるロビーレストチェアのユニバーサルデザイン
2002年5月 ウェルフェア出品(名古屋市国際展示場)
2003年10月 意匠登録

「TANDEM SEAT Universal Design」

国立療養所南九州病院

「TANDEM SEAT Universal Design」

「DAI SOFA-2 /DAI SOFA-S」

The Chairs ver.06 名古屋国際デザインセンター(ナディアパーク2Fアトリュウム)出品。
2人用、スツール、1人用のトータルデザイン。

「DAI SOFA-2 /DAI SOFA-S」

「DAI SOFA-2 /DAI SOFA-S」

「Package stool」

デザイナーズウィーク2005東京[100%DESIGN Tokyo]出品。
このスツールはベニヤ板をヌメ革で挟み、端を縫製する構造からなる。平らな状態からファスナーを閉め、2.3分で組み立てることができる。

「Package stool」

サイズ:W500 D250 H460

「Package stool」

「daiシリーズ」

The Chairs ver.10 名古屋国際デザインセンター(ナディアパーク2Fアトリュウム)出品。
モノと空間、人との関係を表現したインスタレーション作品。
2010年12月「ARTBOX vol.14 Chair & Table DesignFile」(pp120)株式会社アートボックスインターナショナルより書籍掲載。

「daiシリーズ」

素材:タモ材(ウレタン塗装)

「親子椅子」

The Chairs ver.11 名古屋国際デザインセンター(ナディアパーク2Fアトリュウム)出品。
木工家の森下武司氏と共にデザイン制作を行う。

「親子椅子」

素材:ブナ材(ウレタン塗装) サイズ:W980 D520 H700 Sh350

教育関連情報

担当科目

暮らしのスマートデザインⅠ、暮らしのスマートデザインⅡ、共生デザイン基礎、福祉社会のクリエイション、人間中心デザイン、カルチャーメディアプロトタイピングⅠ、カルチャーメディアプロトタイピングⅡ、プランニング演習、卒業研究、ICT研究専門ゼミナール、デザイン学ゼミナール、空間デザイン論、デザイン学特別講義

研究業績情報

論文等

[1] 森理恵,宇賀敏夫 「TANDEM SEAT Universal Design 老人福祉施設、病院等の待合用に利用されるロビーレストチェアのユニバーサルデザイン」,『日本インテリア学会第14回大会研究発表梗概集』,2002,pp.113-114
[2]森理恵「結婚式場カーペットデザイン商品開発」,『造形学研究所報』,2009年,第5号
[3]森理恵「daiシリーズ 」,『造形学研究所報』,2011年,第7号
[4]森理恵「親子椅子 」,『造形学研究所報』,2012年,第8号
[5]森理恵「スマートデザインに関するデジタルネイティブ世代への意識調査」,『造形学研究所報』,2019年,第15号,pp.13-16
[6]森理恵「国産木材を活用した古着回収ボックス」,『造形学研究所報』,2024年,第20号

研究支援室の連絡先情報

0564-48-4801 taga@asu.ac.jp